俺様王子と私
「まあな。で、どうする?」
「えっと…、やります。」
「うし、んじゃ自習!!」
美宥ちゃーんんん!!
なんでぇえ!!
はあ…いやもう、なんかいいや。
「あ、そだ。坂下と雪村は前来い。」
別に、前行かなくてもそのまま言えばいいじゃんか。
「柚莉行こ?」
「あ、うん」
はあ、めんどくさいなあ。
「せんせー、なんですか?」
「ああ。今日帰りに生徒会室行け。頼んだぞ」
そんでけならさっき言えよ。って顔にかいてあったのか、
「生徒会に白石と雨宮っつー奴がいるんだけどな、二人とも人気でな。会議の時だけも関係ない女子が来ることがあるからな、その防止と為だ。」
ふーん。すごいな。白石さんと雨宮さん、だっけ?
キーンコーンカーンコーン
「おーし、解散ー!!気をつけて帰れよー。」
ガヤガヤ
あっというまに私と美宥と先生だけになった。
「行く?生徒会室」
「あーうん」