LOVE★バレンタイン
お母さんも



お父さんも




家にいる事はほとんどないから




私はお姉ちゃん子だった。




「涼歌、泣いちゃダメ! 



まだそうと



決まったわけじゃないんだから」




私の心を励ますように




未来ちゃんが優しく呟いた。




「ありがっ……とう。



未来ちゃっ……ん」





「そうそう、もうちょっとだから。




ガンバレ、涼歌」





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