LOVE★バレンタイン
その場に


泣き崩れる。



すごく怖い。



誰なの?





「ごめん……



そんなに俺の事



嫌いだった?」




よく耳をすませれば



聞き慣れた声だった。




「ち……ちがっ!」




声が近くなる。



紛れもなく



あの人の声なのに




私は拒絶してしまった。

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