LOVE★バレンタイン
「どうしたの? 


そんな真剣に悩んでる顔



はじめて見た」




この声は……


絶対に間違える事のない



……あの人の声。




「流、明けましておめでとう♪」




今度は笑顔で振り向けた。



もう怖くない。



たとえ、暗闇でも。



「明けましておめでとう、涼歌」




「流も来てたなんて、驚いたよ」




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