LOVE★バレンタイン
「み……かど……くん?」



「吉井さん……よかった。


大丈夫?」



神門君は安心したように


ホッと息をもらした。



「吉井さん、ごめんね。



吉井さんの優しさにすがって


しまったからこんな事に……」



「そんな事ないよ。


私、何もしてないし」



辺りを見回して


ここが保健室だと気づく。




< 97 / 300 >

この作品をシェア

pagetop