年下の君にベタ惚れ中【完】
あいつ、いつから俺たちの事見てたんだよ………。


後から覚悟しとけよ。



「あ、えーと、外出てもいい?」



ここじゃ実羽に見られるし、話しにくいし、あいつなんで見てんだよ。


「え、あ、もう帰るよ!」



ちょっと焦り出す和弥。



あ、なんか用事があったんかな?



でも、まぁー、ここが居にくいのには変わりねぇーからな。


「えーと、まぁ、とりあえず外出るか」



俺がチラッと実羽を見ながらそう言うと


「そ、それもそうだね」


和弥も実羽の視線に気付いてくれたのか、そう言ってくれた。



がちゃ。


俺たちは外へ出た。




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