年下の君にベタ惚れ中【完】
まぁー、そんな事だとは思ってましたよ。


あたしのティラミスよりあんたは一番多く貰う事の方が嬉しいんだもんね。



分かってましたよ。



「ちょっと、空ぁー。来なさーい」



リビングから大きな声であたしを呼ぶ母の声が聞こえてきた。



あれ、仕事から帰ってきたのかな?



そんな事を思いながらリビングへと向かった。




「何ー?」



そう言うとお母さんはあたしにお金を渡してきた。


ん、ナニコレ?



あたしは渡されたお金とお母さんを交互に見つめた。



すると



「あんたが、卵たくさん使うからなくなっちゃったじゃないの。だから近くのスーパーで、買ってきて」



そう言ってきた。




< 178 / 372 >

この作品をシェア

pagetop