年下の君にベタ惚れ中【完】
「へ、あ、あれ?」



あたしの事彼女って紹介してくれてるってことは…あれ?



あたしの頭の中はこんがらがってしまう。




「空さん感違いもいい加減にしてください」




はぁ…。
とため息をついた。



いや、そりゃ、二人で仲良く歩いていたらあたしだって勘違いするでしょ!



「勘違いするでしょ!ばか!」



あたしがそう言うと結城君と一緒にいた女の子は笑ってて。



「結城あたしの事言ってなかったのー?この幼なじみのあたしの事を!」




へ、は?幼なじみ??



そっかー、幼なじみかぁ(笑)。



ギュッ



あたしは結城君に抱き締められた。



あたしは結城君の背中に手を回す。



「俺は空さんだけですからそばに居てください」



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