年下の君にベタ惚れ中【完】
「あー、はいはい。後は彼女と仲良くしててくださーい」



幼なじみさんはそう言うと駅の方へ歩き出し始めた。




え、あ、幼なじみ帰っちゃうよ?



「ゆ、結城君?幼なじみさん帰っちゃうよ??」



あたしの事抱きしめてないで、幼なじみさんの所に行ったほうがいいんじゃないかな?




「あー、いいよ。あいつはただの幼なじみだしね。またな〜!」



結城は幼なじみさんにまたなって手を振ると彼女も笑顔で手を振り返していた。



幼なじみってなんかいいなぁ…。



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