年下の君にベタ惚れ中【完】
私が目を輝かせながらそう言うと結城君は顔を見て笑い出した。



「ふははっ」



お腹が痛そうに笑っている結城君に私はキョトンとしながら見つめた。



「な、なんで笑うのよ!?」



訳がわからないわたしを余所に今も爆笑してるし…。



な、なんなのよー!



「空さんってやっぱり面白いですね」




いやいやなに言ってるの結城君。




面白いのは貴方ですよ。



「じゃぁ今週の日曜日部活休みですから来ますか??」


唐突の結城君の言葉に驚きを隠せないけどこれは、これは、行くっきゃない!




「行くー!!」



何着ていこうかなぁ♪



今からドキドキするよ。



綺麗なのなぁ。



結城君のお母さんは絶対綺麗だろうなぁ。



絶対わたしの家のお母さんとは大違いだと思う。


これを行ったら絶対ぐりぐりやられるけど本当のことだから仕方ない。


ふふふ♪



早く行きたいなぁ結城君ん家♪



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