年下の君にベタ惚れ中【完】
「でもなんか結城君には『心に決めてる人がいる』らしいですよー!!」



へぇー…。



心に決めてる人いるんだ…。




「そー言って振るらしいよね」



別の後輩が言う。




なんでこんなショック受けてるんだろう…。



別に好きじゃないのに…。




「空さん!!」



あの声は結城君??



振り替えると結城君がこっちに走って来てた。



「結城君…」



後輩が驚いた顔をしてあたしの方を見る。



「今日はどーしたんですか??」



結城君が不思議そうにあたしを見る。



「今日は久々に友達と一緒に遊びに来たんだ♪」



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