年下の君にベタ惚れ中【完】
「ほんと、男の部屋って感じなんであんまり期待しないでくださいね?」



ドアノブに手を当てながら結城くんがそう言った。



「期待してないしてない。ちょこーと結城くんの部屋がどんな感じか興味あるだけだよ」



私がそう言うと結城君は目をそらしながら



「やっぱ、見せるのやめよっかなー…」


そう言った。



「ダメダメダメ!私の部屋見てるでしょ!勿体ぶらないの!笑」



「…ほんと期待しないでくださいね?」



結城くんはそう言うと部屋のドアを開けた。





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