年下の君にベタ惚れ中【完】
あたしは近くの自販機へ行った。



「お茶でいいやぁ」



虚しい独り言が響き渡る。


ピッ
ガコンッ




あたしが買ったジュースを自販機から取り出そうとした時


「空さん!!」




聞いた事のある声が聞こえた。




この声は…!!



ドキッ



心臓の鼓動が速くなる。





この声は結城君??
なんであたしの所に来たんだろう…。



「なぁに??」



あたしはなんとでもないような顔で結城君に返事をした。




「あのッ!!今度一緒にどっか行きませんか??」



えっ!?
あたし!?





「いいよ♪2人で行く??」




平常心。
なんとも思ってないような顔であたしはそう答えた。




「滝磨とか連れて行きましょうか??」



えっ!?滝磨!?


姉弟で行くとか(笑)
ないわ(笑)



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