年下の君にベタ惚れ中【完】
「空まで赤くなるなよなぁ」



空は真っ赤な顔をして俺の方を見た。



「そーいう結城君だって赤いし」



ふーん。



そういう事言われちゃうと黙ってられねぇなぁ。



「空だって俺の事「君」付けしてんじゃんかよー」



俺は拗ねた感じで言った。



「えっえっ!?」



アタフタしてるし(笑)



可愛いなぁ…。



「呼び捨てにしろよな??」



俺は空の耳もとの辺りで囁いた。



空の顔がまたもや赤くなる。



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