年下の君にベタ惚れ中【完】




〜♪〜♪



あたしがそのままさっきのまま突っ立っていると携帯が鳴った。



でも今は辛過ぎて出れない…。


あたしが携帯がなっていても動かないでいると、滝磨が




「姉ちゃん携帯!!」



そう言ってあたしのポケットから携帯を出しあたしに渡した。



ディスプレイに
"咲由紀"
と表示されている。



あたしはそれを見てから
電話に出た。



「咲由紀…」



最初の言葉はそれしか出てこない。




『どーしたの??会えなかったの??』



咲由紀があまりにも優しい声でそう言うからまた涙が出てくる。



< 72 / 372 >

この作品をシェア

pagetop