年下の君にベタ惚れ中【完】
咲由紀の声はあたしには聞こえない。



咲由紀何言ってんのかなぁ。



しかも滝磨はさっきから相槌しかしてないしさ。



話始めて数分。




「さすが咲由紀さん!!分かってますね」



もしかしてもう学校休むことになっているとか!?



「はい、分かりました。ありがとうございました」



いや、あたしは何かわからないし!



ピッ



滝磨はあたしの携帯をあたしに返しながら。



「今日は姉ちゃん風邪で学校休みになっているから。今日は母さん居ないし、家に帰んな。それと今日咲由紀さんも途中早退してうちに来てくれるって」



咲由紀やる事が早いな(笑)



あたし遅刻する予定だったのに(笑)。




でも、助かった。
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