年下の君にベタ惚れ中【完】
「でも結城君絶対モテるよね…」



結城君をほっておく女子なんてこの世にはいないと思うし。



「あのルックスにあの性格にあのバスケの上手さだとモテるね〜」




呑気な声でそう言う咲由紀。




やっぱり…(泣)



だよね…。



人間誰でも欠点があるはずなのに、あの人は結城君は、何もなのよ!



滝磨いわく勉強も結構できるらしいし!



そんな人があたしと付き合う事になったんだよ!?



「やだよ〜。あたしなんて全然モテないのに…」


何やらせても普通の女なのに。。(笑)





はぁ。惨めになってくるよ…。



「まぁ空の顔は普通の中の普通だし、成績も普通だし、運動神経も人並みだしねぇ〜」



…。
咲由紀さん…。



貴方なにげにひどい事言ってるよね(笑)。



まぁその通りなんだけどさっ(笑)。



「だよね…告られたことないし…」



至って普通の女だよ、あたしは。



「でも1回だけあったじゃん!!」



なぬ!?告白されたけっ!?
あったなら覚えてるはずなんだけど(笑)



「デブ男!!」



…。
そんな事もあったなぁ(笑)


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