3days with you.
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それから約1時間半。
あたしは見事に耐え抜いた。
「はーぁ!面白かったー!」
「……………」
「ありゃ、大丈夫か?」
「…………じ…ん」
「ん?」
「怖いじゃん!バリバリ!」
「まじで~?ごめんごめん」
「逝け!」
「…げほっ!」
今でも鮮明に思い出せるシーンの数々。
こんなんじゃ、帰ることはもっての他、寝ることすらできないよぉぉ。
時刻は深夜1時。
「そろそろ寝るかー?」
「うん…」
あらゆる音にビクビクしながらも高梨を盾に部屋へと向かった。