3days with you.
高梨は右腕を壁につき、左手であたしの顎を掴んだ。
「た…かなし…」
もう、あと数センチで唇が重なってしまうと言うのに高梨は退こうとはしない。
やばい。
あつい。心臓がやけにうるさい。
そんなに見られたら…。
キス……くらいしていいかもって思っちゃ…………わないよ!
「ちょっと!高梨!」
「ん?」
「ち、近いよ!」
「なに?俺のこと意識してくれてんだ?」
「はぁっ!?なに言って…」
「その顔、誘ってんの?」
「さささ誘ってなんか…!」
「めっちゃ赤いっすけど?」
ゔっ…!
なんでこんなSになっちゃったのー!?