3days with you.



「抵抗すれば…?」


短いようで長い沈黙を破ったのは高梨の方。


「抵抗って言うか……なにこれ」

「ハグだよ」

「離してください」

「やだ」



何がしたいのかあたしにはさっぱりだ。

にしても…
高梨の腕の中は温かい。


この温かさがまた、あたしの眠気を誘うのだ。


でも


ここで寝たら!

終わりだ。


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