3days with you.



――――――――――――……

………………


あれ…

目を開くと見慣れない天井。





ちょうどいい高さの枕。
…………じゃない!腕!?


あたしはびっくりして飛び起きた。


辺りは暗くなり、電気のついていない
部屋の中は物の配置がうっすらと
分かるくらいの明るさ。

そんな中あたしは状況を飲み込めないまま瞬きを繰り返している。


待てよ…。

ウェイトウェイト。



とりあえず、今何時だ?


携帯の待ち受けを見ると
時計の針は18時54分を指している。


もう、7時じゃん!


ってかあたし…。

高梨に腕枕されながら寝てたんだ……。


今思うと、めっちゃ恥ずかしいな。



間違っても、この腕にもう一度頭を乗せようとは決して思わない。



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