灰色の世界

「終わりましたよ」


私はコンビニ袋にゴミを入れてポーチをスクバにしまった。


「お前ドSだろ。」


男の子が絆創膏を貼ったとこをさすりながら言ってきた。


「さぁ?」


私はそれだけ言って立ち上がった。



「ぢゃあ、帰りますからお大事にして下さい」


私は近くのゴミ箱にゴミ袋を捨てて、歩き始めた。




















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