灰色の世界

「帰らない!!」


私は立ち止まった。
帰ったら親に連絡が入るから嫌。
迷惑をかけられない。


私は腕をはらって教室に戻ろうとした。



「やっぱおもしれーな亜紀は。
分かった。今は、授業に出ろ。
終わったら俺に付き合え」


なんで偉そうなの?
私は教室に戻った。



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