今日降る雨、明日吹く風
無事に化粧を終えて店内に戻り、化粧室を借りたお礼にと言わんばかりに煙草やお茶を買った
女『今から呑みに行くのにお茶なんて必要だったかしら?』
『まぁ、お茶ならいつでも飲めるから』と、早々と解決し居酒屋へと歩む前にコンビニの喫煙所で一服する
最近では路上や駅はもちろん、レストランですら全面禁煙の場所も多くなり愛煙家としては肩身が狭い
もちろん煙草なんて辞めるのが一番良いのだが、そう簡単に辞められるようなモノなら高いお金を出して吸う人なんてのは結局お金持ちか気持ちが大きくなった酔っぱらいくらいであろう
議員は『煙草なんて辞めましょう』などと言うが、それだったら煙草を禁止するか、千円以上に上げれば嫌でも吸わなくなる
しかしそれが出来ない理由として、煙草を製造している会社や税金に大ダメージがあるからだ
煙草税が国に入らなくなれば、他の税金を吊り上げてバランスをとらなければならなくなる、ともなれば国民から非難の声が相次ぐだろう
だから煙草は値上がりしても何十円〜で、上手い具合に辞めさせてくれないのだ
と、愛煙家は愛煙家なりの言い分を考えて今日も煙草を灰にする作業に没頭する
女『さて…どっちの店に行こうかな?』