先生に片想い


「先生、どうしたの?」



「俺んちそこ」


「えーーーーーー!すごい!」




コイツの親御さんに見られたらヤバいよな?



「ごめんな?」


「ねぇ先生んちご飯食べに行きたい!」




「駄目に決まってんだろ」


「だってウチ両親…」




目元が光る。


泣いてんのか?




「なんでもない!ごめんね先生!」




あ…やば、


「先生?」



また抱きしめてしまった。





「朝倉、好きだ……」






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