Beautiful Butterfly
「ネオは、何人欲しいの?」


「………僕は……子供なんてまだ、想像もできないよ。」


「え~ッ?欲しくないの?」


「想像したことがないから……」


「じゃあ、今想像してみてよ。……たとえば、あたしとの子供。」



自分から言い出しながら、花音は照れくさそうに頬を赤く染めた。



期待を孕んだ花音の問いかけは、僕の心を締めあげるようだった。

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