初恋は実らない?!

幸夜が部屋に戻って来た。

幸夜はジャージだ。

「じゃあ、寝るか。眠てぇし。」

「う、うん。」

私は寝られるわけないけど。

それにしても、いろいろと間違えた。

幸夜のベッドは1人用で、2人で寝るのには、くっついて寝るしかない。

「幸夜…」

また雷がなった。

「百合、また怖くなった?」

「…うん。」

「仕方ねぇな。」
幸夜は抱きしめてくれた。
< 143 / 221 >

この作品をシェア

pagetop