初恋は実らない?!
「よく覚えてるね。」

私は覚えてるけど、幸夜が覚えてるなんて、すごく意外だった。

「どうでもいいことは覚えてるんだよ。
なんてな。嘘に決まってんだろう。
そろそろ帰らねぇとな。
あっ、外来てみろよ。」

幸夜の言われたとおり、外に出たら、星がすごく綺麗だった。
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