甘々彼へ片想い☆*
「俺も飲んでいい?」
俺…つまり男。
あたしは次歌う曲選びをしていたが、顔をあげて声の主を見た。
他のみんなもその声の主…京介を目を点にしながら唖然とした顔で見ていた。
「飲んでいい?」
少しの間、思考停止していたあたしに京介はもう一度聞いた。
「あ…うん。いいけど…」
少し戸惑い気味のあたしに、あたしの気持ちを知ってる瑠憂が驚いて聞いてきた 。
「いいのっ!?」
「いいよ。あたしそういうの気にしないし」
それは本当だった。
ただ、相手が京介だから少しは気にしてるけど…