未来に続く道
芯「アハハ(笑)顔が赤くなってる〜。かぁ〜わいい。」
なんでこの人は、こんな恥ずかしいことをやすやすと言えるんだろうと私は思った。

美咲「もう…(照)」
そしたらすぐ隣から、

沙李奈「ちょっとそこのお二人サン、私らのことお忘れじゃないですか〜?(笑)」

夾耶「うん(笑)二人でいちゃつくなぁ〜。いちゃつくんなら他のとこでいちゃついて下さ〜い(笑)」そう言われ私は、

美咲「別にいちゃついてなんかナイしッ。」

夾耶「いやいや、いちゃついてたから。(笑)」

美咲「いちゃついてナイ!」

沙李奈「いちゃついてたぁ〜(笑)」

美咲「もう(怒)いちゃついてなんかナイ!!」
そう言うと、二人に笑われた。すると後ろから抱き着かれた。

『ギュー。』

芯「俺は、もっといちゃつきたかったなぁ〜(笑)」私は、心臓がめちゃめちゃ大きな音で鳴っていた。だから芯に聞こえてるんじゃないかって、心配になった。

美咲「えっ…、ちょっと芯?」
少し間があいて芯が、

芯「嫌?」
私は恥ずかしく、俯いてしまって何も言えなかった。すると芯が、

芯「何も言わないってことは、嫌じゃないってことだよね?じゃあ、ずっとこうしてるから(笑)」
ずっと抱き着かれてる間私は、ずっと俯いていた。
すると沙李奈が、
沙李奈「ハイ二人でいちゃついてて下され。(笑)」

夾耶「こいつらに何言ってもムダみたいだなッ(笑)んじゃ〜沙李奈〜、俺らもいちゃつく?」

沙李奈「馬鹿。」
沙李奈にそう言われながら、夾耶は殴られていた。

夾耶「イテッ…。」

芯「アハハ(笑)夾耶、残念やなぁ〜(笑)」

夾耶「うっせぇ〜(笑)」夾耶がそう言った後、私達三人は吹き出してしまった。

三人「アハハ(笑)」
私達四人は、ずっと入学式が終わるまで話していた。私はその間、ずっと芯に抱き着かれたままだった。その時間はとても長いようで短いようにも私は感じた。
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