夜中に安易にも価値を語る僕と君
タイトル未編集
君はいつだって、真っ赤な空間の真ん中にいる。
闇たる黒は君の象徴。
紅い瞳はたかが綺麗さを羨んだだけのこと。
白い肌は白雪みたいに。
誰にも汚されないでほしいと願いながら、けれど君には強く儚く悲劇的であってほしいと。
君は無意味に強く、故に哀しく残酷で。
けれど優しい、中途半端な不安定な人格となった。