夜中に安易にも価値を語る僕と君



多分これも言ってほしいだけ。

けれど君ならこう言うだろうな。



未成熟な『君』という人間。

魔術師であり、魔法使いであり、剣士であり殺戮犯であり騎士であり聖職者である。



強くあるべき君は、僕を嫌いなままでただ一人を愛してほしいと。



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