恋涙-もう一度。-
―次の朝。
眠い目を擦りながら学校に向かう。
学校ダルいなぁ…
教室に入るとまだ誰も来てなかった。
あれ?ちょっと早く来過ぎたか…
話し相手の麗もいないし、一人で本読んで待ってよ。
そう思い本を取り出した。
「ガラッ」
「バサバサバサ!!」
うわぁ!びっくりして鞄の中身全部出てきたぁ!!!
「……」
音の鳴った方向をみると、輝が立っていた。
「ちょっと…お前何してんのw」
「いきなり入ってくるからびっくりしたの!」
「ビビりすぎだからw」
そういい席に座った。
あ、そっか。あたしの後ろだった。