恋涙-もう一度。-


―次の朝。

眠い目を擦りながら学校に向かう。

学校ダルいなぁ…

教室に入るとまだ誰も来てなかった。

あれ?ちょっと早く来過ぎたか…

話し相手の麗もいないし、一人で本読んで待ってよ。

そう思い本を取り出した。

「ガラッ」

「バサバサバサ!!」

うわぁ!びっくりして鞄の中身全部出てきたぁ!!!

「……」

音の鳴った方向をみると、輝が立っていた。

「ちょっと…お前何してんのw」

「いきなり入ってくるからびっくりしたの!」

「ビビりすぎだからw」

そういい席に座った。
あ、そっか。あたしの後ろだった。



< 4 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop