初デートは二人きりで?
少し想像しただけで、照れる雪乃ちゃんと我慢する夏輝の姿が思い浮かんで頬が緩んでしまう。
雪乃ちゃんも私たちが帰った後、落ち着かない足取りで家を出て行ったしっ!
見てるだけで可愛かったなぁ~…。
「ていうか、さゆり。チケットはあの二人にあげたから、もうないんじゃないの?」
ひたすらニヤニヤしていると、横から不思議そうな様子で私を見てくる明日香。
「えー?いつチケットが2枚しかないなんて言ったー?」
「「……」」
「あー、楽しみ~っ!!」
私のテンションは異様に高くて。
「…あんたの妹、もしかして隠れドSとか?」
「…夏輝をおちょくんのが好きなだけや…」
後ろでこんな会話がされていたことなんて、私は知らない。
雪乃ちゃんも私たちが帰った後、落ち着かない足取りで家を出て行ったしっ!
見てるだけで可愛かったなぁ~…。
「ていうか、さゆり。チケットはあの二人にあげたから、もうないんじゃないの?」
ひたすらニヤニヤしていると、横から不思議そうな様子で私を見てくる明日香。
「えー?いつチケットが2枚しかないなんて言ったー?」
「「……」」
「あー、楽しみ~っ!!」
私のテンションは異様に高くて。
「…あんたの妹、もしかして隠れドSとか?」
「…夏輝をおちょくんのが好きなだけや…」
後ろでこんな会話がされていたことなんて、私は知らない。