アフター・スクール


勉強をする気になったのか、帰る準備をし始めた。


「お、帰んの?」
「おうよ!アイス喰いてーもん」


目をきらきら輝かせながら話す千昭は幼く見える。
あたしより背はおっきいのに。


帰り道には、映画の話をしながら帰った。


家に着いて、あたしも勉強した。
だって、千昭は順位上がって、あたしが下がってたらかっこ悪いもん。


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