-honesty-




「···でさ~…優?聞いてる?」


「ん?あっあぁごめん、聞いてる」




───嘘。本当は全然聞こえてなかった。




頭の中は、罪悪感に苛まれ…心の中はどうしようもない程、苦しくて仕方なくて余裕など1ミリもない。





「あっ!!そろそろ切るね。プレゼント今度会った時渡すから、楽しみにしてて」


「うん。わかった。」





静かに終話ボタンを押して
暫く待受画面を見つめた──────




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