深愛
眉と耳朶に、唇を這わせて様子を伺う。
それは、微動だにせず、静かで深い呼吸を繰り返す。
なぜ、こんな風に満足そうに緩みきって眠れるの?
あなたは、わたしが怖くは無いの?
ここは、わたしは、安住の地なの?
わたしは怖い。

あなたが怖い。

離れて行くミライが見えて怖い。


わたしは望む。

叶えたまえ!


この寝顔

死に顔に

なれ。
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