クリスマス・ウサ
小屋の中は、オシャレなバーカウンターになっていた。


「いらっしゃいませ」

カウンターに私と同じくらいの男の子が立っていた。


私は、カウンターのイスに座った。


男の子が、メニューを差し出してくれた。

「本日のオススメは、ホットココアになります。 カカオ豆など材料にもこだわっていますので、良かったらどうぞ」


「ありがとうございます」
私は、メニューを開き一通り見た。

「じゃあ、オススメのホットココアを1つお願いします」


「かしこまりました」

男の子は、カウンターの奥の方にあった小さなドアの向こうに消えて行った。
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