クリスマス・ウサ
優斗は、ニコッと笑った。


「信じられませんか?では、特別に美鈴さんをお連れしますよ」


優斗は、美鈴をカウンターの奥のドアまで連れて行った。


「ウサを渡してください」


「はい」


美鈴は、ウサを優斗に返した。


優斗は、ドアを開けて美鈴を裏口から外に出した。


「ちょっと待っててください」


優斗は、再び小屋に入って行った。


美鈴は、腕時計を見て時刻を確認した。


すでに、午後11時を過ぎていた。
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