~綴りゆければ~
昔とは違う君
昔とは違う自分
さぁ今日もいつものように
散歩に行こう
今までは後ろを歩いていた僕
君は何度も振り返り、優しい瞳を向けてくれた
大通りを横切る時
僕に危害が及ばないよう
自分の側にピッタリとくっつけ
強き瞳で守ってくれた
今は
僕の後ろをゆっくりとついてくる君
大丈夫
僕が周りを見張ってるから
大丈夫
大丈夫だよ
何度も何度も振り返り
僕が君を守るんだから、と
胸を張って歩く
そしてまた君も
懸命に歩む姿を、昔と変わらず
優しき瞳で後ろから見守っている