星に願いを
「当たり前だろ~。」

「うわ、びっくりしたぁ」

いつのまにか涼くんが
後ろに立っていた。

歯みがきをしている。

「つか、お前はやく食って支度しろよ。
遅刻する」

「えっ、うん!」

急いで食事を終え、
洗面所で歯みがきをした。

そして自分の部屋に戻り、
最終準備をして玄関に走った。

「おっせーよ」

「あっごめんごめん」

「お前も乗れよ。」

涼くんはあたしを抱き抱えて
バイクの後ろに乗せた。
< 4 / 17 >

この作品をシェア

pagetop