星に願いを
美波さんは、ピタッと止まる。

「?」

「職員室、ここよ。」

「あっ、ありがと。助かった」

美波さんは、ニコッと笑って
歩いていった。

・・いい人だなぁ~

よし、職員室に行くか。

トントンッ

「失礼します。」

職員室はコーヒーの匂いに
包まれていた。

「あ、陽菜さん、おはよう!」

「あ、こんにちは。」

転校の説明会の時にお世話になった
竹田先生が声をかけてきた。
< 9 / 17 >

この作品をシェア

pagetop