ただ大好きだっただけ。



クラスにはいると皆がぎゃーぎゃーしてて
騒がしくて耳を押さえた。



前を見るとでかい奴がいた。



名前プレートには


「長田」とかいてある。




「ながた・・・?」


私がそう呟くと彼は


「ながたじゃねえよおさだだよ馬鹿。」


と言われて私はごめんと呟いて


自分の席にすわった。



隣のやつは

小宮達也



らしい。


はっきり言うと

どちらかと言えばきもい系

話してみると優しくて
サッカー大好きってことがわかった。



もうこの頃には決まってたのかも知れない


私と達也の運命が。



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