詩より長く          小説よりも短い綴り
夕顔
夕顔
夜の街に繰り出す
君のモトへ
この小さな鞄と
笑顔だけ抱えて

君が好きだと言った
この声に乗せて
星空に誓うよ
ずっと忘れない人

夕顔
夜の街へ繰り出す
君のモトへ
この小さな鞄と
笑顔だけ届けに

君が好きだと言った
この曲と共に
夜空に歌うよ
どうすればいいの?

僕は夕顔
君にとっての
朝顔にはなれなくて
せつない想いに涙した
遠い昔の話と
人は笑うけど
< 3 / 20 >

この作品をシェア

pagetop