猫とライオン
『実はね……
相楽先輩と結婚しちゃった…。
しかも同居しなきゃなんないの…。』
「え、えぇッッ!!??
マジ?
あんた相楽先輩のこと好きだったの?
しかも、あんたあれはどうすんの?
言ってないんでしょ。どうせ。」
うっ……。
痛いとこつきますなぁ……。
でも
『うん。話してないよ。
私、相楽先輩好きじゃないもん。
だって、結婚だって許してないし。
しかも、あのことはバレちゃいけないし……。』
「…………そっか!!
私に出来ることがあれば言ってね。
何でもするから!!」