二人三脚〜戦争の日々〜
「そんな…。ごめんね?あっちゃん」
とその帰り道、私の頭を撫でながら
涙目で話しかけて来る母。
そして、その日の夜。
私がいつものように
寝ていると
「…とりあえず病院に…」
「だからわかってる!!!」
そんな声が聞こえた。
ふっと気づかれないよう
目を開けた。
すると…
そこには父、母、兄の三人が
テーブルを囲んでいた。
「きっと俺は目で見て分かるような障害者だったら殺してた」
…父が言った。
私はその言葉の意味は
よくわからなかったけど
『殺してた』って言葉が
私の頭の中でリピートされつづけてた。
とその帰り道、私の頭を撫でながら
涙目で話しかけて来る母。
そして、その日の夜。
私がいつものように
寝ていると
「…とりあえず病院に…」
「だからわかってる!!!」
そんな声が聞こえた。
ふっと気づかれないよう
目を開けた。
すると…
そこには父、母、兄の三人が
テーブルを囲んでいた。
「きっと俺は目で見て分かるような障害者だったら殺してた」
…父が言った。
私はその言葉の意味は
よくわからなかったけど
『殺してた』って言葉が
私の頭の中でリピートされつづけてた。