eternal for you....
放課後、皆が帰ってしまって誰も居ない教室。
少し待っていると、掃除を終えた南くんが教室に戻ってきた。

「待たせてごめん。」

そう言って額の汗をぬぐう翔にキュンとしていた。

「ううん、そんなに待ってないし大丈夫だよ。
じゃあ始めようか。」

結衣の一言で作業が始まった。
まずはクラスで何をやりたいかというアンケート作成だった。

「南くんはどんなことやりたいの?」

「俺?俺はなんでもいいや。
てか、俺のこと南くんじゃなくて翔でいいから。」

「いや、つきあってもいないのにいきなり呼び捨てはだめだと思うから…。
翔くんでもいい?」

「そっかそうだよな。」

「じゃ、私のことは結衣って呼んで。」

「わかった。」

そして、今日の作業は終了した。
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