大切な大切な幼なじみ--2--

<翔太side>


「今…大丈夫?」


そう遠慮気味に話しかけて来たのは真っ赤な顔をした桜。

俺の心臓の脈は倍速になる。


「ん?どうした?」


でも必死に冷静を装って答える。


「あの…ね?」


もじもじしてなかなか言い出さない桜。

気づいてるか?

桜のそんな姿を男子は目をハートにして見てる。


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