大切な大切な幼なじみ--2--


「行ってくるから、村上に邪魔させないでよ!?」


私に命令して歩き出した。


「がんばれ…」


私はうみの背中に話しかけた。


「誰ががんばるん?」


トイレから出た翔太が私の隣に立った。


「へ!?あ…うみが…」


言いかけてやめた。


「とりあえずここにいて?」


さっき真鍋くんがいた場所には2人ともいなかった。

場所変えたのかな?


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