大切な大切な幼なじみ--2--


「俺といたいん?」

「は!?」


翔太と話すと以前に戻った気がする。

何でも言える、うみとは違う存在。

彼氏…なんだよね?


「いたく…ない訳じゃない…けど?」


何でも言えるけど、これは別!

恥ずかしくて素直になれない。


「素直に言えよな…」


翔太は私の頭を撫でて近くにあった椅子に腰を下ろした。


「翔太?」

「ん?」


座ったまま私を見上げる翔太。

何か…かわいい!


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